歩幅も腕の振りも変える必要ナシ! ウォーキングのシンプルな基本 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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歩幅も腕の振りも変える必要ナシ! ウォーキングのシンプルな基本

歩き方の基本を身につけよう

◆歩き方の基本ポイント

・立ち姿勢……まっすぐに立つ
 まず、まっすぐに立ってみよう。体の歪みがあると、これがなかなか難しい。コツは「肛門をキュッと締める」こと。これにより、すっと骨盤がまっすぐ立って姿勢が良くなる。あとは、猫背にならないように胸を開くことを意識すれば、正しい立ち姿になる。

・歩き方……かかとで蹴ってかかとで着地する
 力を抜いてリラックスし、自然な歩幅とリズムで、前をまっすぐ見て歩く。無理に腕を振る必要はない。かかとで着地し、後ろ足をしっかり伸ばして、重心を前にスムーズに移動させて前進する。下腹部を軽く引っ込めるようにして歩くと、正しい姿勢が保ちやすい。

・坂道・階段……一歩ずつ着実に
 坂道の上りでは、歩幅は平地よりやや狭く、一歩一歩確認しながら、息をしっかり吐き出しながら上っていく。下りでは、体は垂直に保って、足裏全体でしっかり着地する意識を持つ。階段では、路面の安全を確かめて、一歩ずつ着実に上って、着実に着地するように。

『一個人』2017年10月号より構成〉

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上野 敏文

うえの としふみ

日本ウオーキング協会専門講師、クラブツーリズム専属ウォーキングアドバイザー。1952年大阪府生まれ。ミズノ㈱を退職後、同社ウォーキングアドバイザーに就任。監修書籍に『これで身も心も軽くなる!ウオーキングの基本』(JTBパブリッシング)がある。

 


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