歩幅も腕の振りも変える必要ナシ! ウォーキングのシンプルな基本
歩き方の基本を身につけよう
◆歩き方の基本ポイント
・立ち姿勢……まっすぐに立つ
まず、まっすぐに立ってみよう。体の歪みがあると、これがなかなか難しい。コツは「肛門をキュッと締める」こと。これにより、すっと骨盤がまっすぐ立って姿勢が良くなる。あとは、猫背にならないように胸を開くことを意識すれば、正しい立ち姿になる。
・歩き方……かかとで蹴ってかかとで着地する
力を抜いてリラックスし、自然な歩幅とリズムで、前をまっすぐ見て歩く。無理に腕を振る必要はない。かかとで着地し、後ろ足をしっかり伸ばして、重心を前にスムーズに移動させて前進する。下腹部を軽く引っ込めるようにして歩くと、正しい姿勢が保ちやすい。
・坂道・階段……一歩ずつ着実に
坂道の上りでは、歩幅は平地よりやや狭く、一歩一歩確認しながら、息をしっかり吐き出しながら上っていく。下りでは、体は垂直に保って、足裏全体でしっかり着地する意識を持つ。階段では、路面の安全を確かめて、一歩ずつ着実に上って、着実に着地するように。
〈『一個人』2017年10月号より構成〉
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